9-3-1 Rubyにあらかじめ備わっているライブラリを学ぼう

Rubyには、特定の用途に特化した便利な処理をまとめたものであるライブラリがあらかじめ備わっています。このライブラリのことを標準ライブラリと呼びます。

デフォルトでは標準ライブラリが読み込まれていないので、標準ライブラリを使いたい場合はrequire ライブラリ名と宣言して読み込む必要があります。

標準ライブラリには、様々なものがあり、本サイトでは全てを紹介しませんが、代表的な標準ライブラリを取り上げます。

標準ライブラリの例 用途
date 日付に関する処理をまとめたもの
open-uri 外部のwebページなどにアクセスする処理をまとめたもの
json JSON形式のデータ関する処理をまとめたもの

JSONとは

JSONとは、「JavaScript Object Notation」の略称で、データを表現するフォーマットです。

Rubyのハッシュのような形式となっており、人が見ても分かりやすく、コンピュータにとっても軽量で扱いやすいデータ形式です。

コンピュータ同士でデータのやり取りをする場合によく使われます。

次ページ「9-3-2 標準ライブラリを使ってfacebookトップページのlike数を取得してみよう」では、紹介した3つの標準ライブラリの使い方をおさえた上で、Facebookのトップページについている「いいね!」の数を取得するプログラムを記述します。

なお、Facebookの「いいね!」の数を取得するには、Facebook社が公開している「グラフAPI」を使用します。

グラフAPIを実行することで、「いいね!」の数を含んだ結果がJSON形式のデータで返却されます。

APIとは

APIとは、「Application Programming Interface」の略称で、アプリケーションが持っているデータを公開する仕組みのことです。

前述の通り、Facebook社が持っている「いいね!」の数というデータは、グラフAPIによって公開されています。

このようにAPIとして自社の持つデータを外部に公開することで、様々な連携が可能になります。