8-3-1 例外を発生させる場面があることを確認しよう
実装するプログラムによっては、例外を意図的に発生させたい場面があります。
たとえば、メソッドに指定された引数がnil
でないことを前提としたプログラムとしたい場合、万一nil
が引数で渡された場合は例外を発生させることが考えられます。
また、例外をrescue
句で捕捉した後に例外用の処理を実行した後、再度捕捉した例外を発生させたい場合もあります。
このように例外を意図的に発生させるためには、fail
とraise
が用意されています。