7-6-1 元のクラスのデータや処理を受け継いだ新たなクラスを定義しよう

1章 Rubyの世界へようこそ!」では、あるクラスから別のクラスに派生することがクラスの継承であることを確認しました。

また「7-2 クラスの書き方を学ぼう」では、Rubyが元々用意しているクラス以外にもオリジナルのクラスを定義できることを学びました。

このオリジナルのクラスも、継承して新しいクラスを定義することができます。

7-1 Rubyのクラスとオブジェクトをより深く理解しよう」でも学んだように、クラスは、現実の世界のデータと処理のまとまりをプログラムで表現したものです。

そして、クラスを継承することによって、データと処理を更に整理してプログラムで表現することができます。

たとえば、これまで確認した税込み額計算用クラスで話を置き換えてみましょう。

TaxCalculatorクラスのexecuteメソッドには、税金の計算税込み額の計算ハッシュへの変換という処理があります。

一見まとまっているように見えますが、税金、税込み額、ハッシュなどのデータと計算する処理が混在しています。

次ページ「7-6-2 税込み額計算用クラスを継承を使って書き換えよう」では、これらをクラスの継承を用いることでデータと処理を整理していきます。