4-2-2 if、unless、else文や比較演算子を使ったコードを実行してみよう
基本的なif文が記述されたプログラムを確認する
テキストエディタで以下のようなプログラムを記述し、ファイル名をif.rb
として保存します。
# if、unless、else文や比較演算子を使ったコードを実行してみよう a = 1 if a == 1 puts a end
if文が記述されたプログラムを実行する
コマンドライン上でif文が記述されたプログラムif.rb
をファイル指定して実行します。
数値1
が表示されます。
$ ruby if.rb
1
基本的なunless文が記述されたプログラムを確認する
テキストエディタで以下のようなプログラムを記述し、ファイル名をunless.rb
として保存します。
# if、unless、else文や比較演算子を使ったコードを実行してみよう a = 1 unless a < 1 puts a end
unless文が記述されたプログラムを実行する
コマンドライン上でunless文が記述されたプログラムunless.rb
をファイル指定して実行します。
数値1が表示されます。
$ ruby unless.rb
1
if文のプログラムにelseを追加する
手順2で実行したif文のプログラムにelse
を追加して処理を追加します。
また、このelse
以下の処理が実行されるように条件式を書き換えます。
さらに、実行される行が分かりやすいようにputs
メソッドで表示する文字列を書き換えます。
# if、unless、else文や比較演算子を使ったコードを実行してみよう a = 0 if a == 1 puts 'aに1が代入されていたら実行される' else puts 'aに1が代入されていなかったら実行される' end
修正したプログラムを実行する
修正したプログラムをコマンドライン上で実行します。
else
とend
で囲まれた部分の処理である「aに1が代入されていなかったら実行される」という文字列が表示されます。
$ ruby -Ku if.rb # Windowsの場合-Kuオプションを指定
aに1が代入されていなかったら実行される
unless文のプログラムにelseを追加する
if文同様に、手順4で実行したunless文のプログラムにelse
を追加して処理を追加します。
また、このelse
以下の処理が実行されるように条件式を書き換えます。
さらに、実行される行が分かりやすいようにputs
メソッドで表示する文字列を書き換えます。
# if、unless、else文や比較演算子を使ったコードを実行してみよう a = 1 unless a >= 1 puts 'aが1以上でなければ実行される' else puts 'aが1以上だったら実行される' end
修正したプログラムを実行する
修正したプログラムをコマンドライン上で実行します。
else
とend
で囲まれた部分の処理である、「aが1以上だったら実行される」という文字列が表示されます。
$ ruby -Ku unless.rb # Windowsの場合-Kuオプションを指定
aが1以上だったら実行される
比較演算子を色々試す
irb上で比較演算子を色々試します。変数a
に1
を代入し、比較演算子を順番に実行します。
比較演算子の実行結果がtrue
またはfalse
で表示されます。
irb(main):001:0> a = 1 => 1 irb(main):002:0> a == 1 => true irb(main):003:0> a == 0 => false irb(main):004:0> a != 1 => false irb(main):005:0> a != 0 => true irb(main):006:0> a > 1 => false irb(main):007:0> a >= 1 => true irb(main):008:0> a < 1 => false irb(main):009:0> a <= 1 => true irb(main):010:0>