2-3-1 変数へ代入するメリットを知ろう
数学をやったことのある方なら「変数への代入」というと既に馴染みのあるイメージを持っているでしょう。
「数値1
を変数a
に代入せよ」といわれて、a = 1
を想像できればひとまず問題ありません。
Rubyでも同じように記述することができます。
なお、順次処理というプログラムの性質上、変数に代入をした後、以降のプログラムでその変数を用いることができます。
逆に、変数への代入をする前の段階では変数が未定義であるエラーが発生します。
プログラムで変数に代入することのメリットは、何らかの値(オブジェクト)に「名前を付ける」ことができることと、値を使い回すことができることにあります。
たとえば、id = 1
と代入すると、このプログラムからは「何かの識別子(id
)が1
」と読み取ることができます。
さらに、「id
は後で使い回すだろう」ということも推測することができます。