2-1-3 Rubyの記述方法の理解を深めよう

コメントの種類

プログラムの処理の目的などを補足したい場合に用います。

前ページ「2-1-2 数値や文字列を表示しよう」では、#(シャープ)を用いる例を確認しました。#以降の文字列はプログラムとしては無視されます。

また、#以外にもコメントを複数行で表現したい場合は=begin=endで囲むことで、間にある処理はコメント行として認識され、#同様プログラムとしては無視されます。

=begin
コメント行1 ←
コメント行2 ← 全てプログラムとしては無視される
コメント行3 ←
=end

putsメソッドの改行と引数

前ページ「2-1-2 数値や文字列を表示しよう」では、putsメソッドを使用しました。

putsメソッドの動作は引数を画面に出力して改行するという定義です。

体験の例でも出力結果が改行されています。なお、putsメソッドは引数なしでも動作します。

引数がない場合は先ほどの定義を応用すると分かりますが、何も表示しないで改行のみ表示するという動作になります。

$ ruby -e 'puts'
 # 何も表示されず改行のみ
$

文字コード

文字コードとは、ひらがな・カタカナ・漢字などの日本語をコンピュータが表示するための対応表です。なぜこのような対応表が必要なのでしょうか?

コンピュータは元を正せば0か1かの判断しかできません。スイッチのONとOFFのようなものです。

0か1かの数字を羅列して定義することで大きな数値を表現しています。

同様に、コンピュータが文字列を認識するために、文字コードという対応表が必要となります。

厄介なことに、文字コードは歴史的な経緯でたくさんの種類が存在しています。具体的にはOS(オペレーションシステム)によって扱う文字コードの種類が異なります。

現在ではサーバー用途として広く普及しているLinux(リナックス)やMacでは文字コードにUTF-8が採用されています。

Windowsでは文字コードにWindows-31Jが採用されています。

Rubyが採用する文字コードはLinuxやMacと同じUTF-8が採用されています。

サンプルプログラム(※準備中)で用いるプログラムは、あらかじめUTF-8で収録しているので、そのまま開いて日本語を記述しても問題ありません。

一方、メモ帳を開いてプログラムを記述し新規保存する場合には注意が必要で、保存する際に文字コードをANSIからUTF-8に変更する必要があります。