1-4-2 irb上でRubyプログラムを実行してみよう
ここではirbをコマンドライン上で実行し、irb上でRubyプログラムを実行します。
irbを起動する
コマンドライン上で半角英字でirb
と入力しEnterキーを押します。
するとirbが起動し、Rubyプログラムの入力待ちになります。
$ irb irb(main):001:0>
Rubyプログラムを実行する
起動したirb上で先ほど実行したRubyプログラムであるputs 1
を実行します。
puts
は半角英字、1
は半角数字、puts
と1
の間のスペースは半角であることに注意してください。
実行の結果、1
が表示されます。
irb(main):001:0> puts 1 1 => nil irb(main):002:0>
文字列を表示する
先ほどのプログラムは「1を表示する」ものでした。1は数値ですが、今度は文字列を表示します。
文字列を表示するには、文字列をクォーテーションで囲む必要があります。半角でputs 'test'
と入力してEnterキーを押します。
実行の結果、test
という文字列が表示されます。
irb(main):002:0> puts 'test' test => nil irb(main):003:0>
このように、irbを使うと、Rubyプログラムを対話的に続けて実行することができます。
なお、puts
を実行して表示された数値1
や文字列test
の後に表示される=> nil
については、次ページで解説します。