1-1-2 プログラミングとは
プログラミングの定義
プログラミングとは、コンピューターが解釈できる形式で何らかの処理(プログラム)を記述することです。
人がプログラムを書くことで、繰り返し同じ計算を大量に行うなど、より効率的にコンピューターに仕事をさせることができます。
なお、プログラムをソースコードと表現することもあります。
昨今では、AppleのSiriやGoogle Home、Amazon Echoのように、人が話す言葉(自然言語)のままでコンピューターに命令をすることもできるようになってきましたが、現時点でやれることはまだ限られています。
人が話す言葉のままではなく、よりコンピューターが解釈しやすい形式に落とし込まれた言語が、プログラミング言語です。
プログラミング言語には様々な種類があります。Rubyも、プログラミング言語の1つです。
楽しい楽しいプログラミング
プログラミングは、何かしらの仕事をコンピュータに行ってもらうためのものといえます。
プログラミングを始めたばかりの頃は、自分が書いたプログラムが思うように動かず歯がゆい思いをしたりすることも少なくありません。
それでもめげずに試行錯誤を繰り返した結果、自分の意図通りにプログラムが動いた時は格別の感動があります。
このような体験を繰り返すことで、自然とプログラミングによってできることの幅も広がっていきます。
プログラミングができるようになることで、webサービスなど便利なプロダクトを世の中に送り出すこともできます。
自分以外の他の人にも、新しい体験や価値を提供することで、世界に貢献することができるのです。
科学技術が発展した現代では、電力がほぼずっと絶えず供給されているように、人々の営みはある種のプログラム(システム)によって成り立っているといっても過言ではありません。
実はプログラミングをしてきた先輩たちがいたお陰で、現代の便利な生活が成り立っているともいえます。
このように考えると、プログラミングは楽しくかつ知的で人間らしい行為であり、他の人々の生活を充実させる手段となり得るものです。
このプログラミングの本質は、言い換えると「とある課題解決の手段」ともいえます。
この本質的な価値に思いを馳せながら、プログラミングそのものを楽しんでいく姿勢があれば、挫折しそうになったとしても、継続していくことができるのではないでしょうか。
本サイトがこれからプログラミングを学ぶ初心者の方々への手助けになればこれほど嬉しいことはありません。