1-1-1 プログラムとは

プログラムとは、コンピューターに何か仕事をさせるための命令や処理を記述したものです。プログラムは、プログラミング言語によって記述されます。人間がコンピュータに何をするかを指示するための架け橋といえるのがプログラムといえます。

プログラミング言語によって記述されたプログラムを実際に見たことのある人は、イメージがつくと思いますが、一度も見たことのない人はイメージがわきづらいかもしれません。

一番わかりやすいのは、SF映画などで時折でてくる黒いパソコンの画面に文字が羅列されているシーンです。ちょうど以下のようなイメージですね。

プログラムのイメージ

このようなプログラムを書くことで、あなたが持っているパソコンで様々な仕事を自動化することができます。また、単に個人用のパソコンだけでなく、不特定多数の人がアクセスできるコンピューター(= サーバー)にプログラムを置くと、自分の仕事だけでなく同じような課題を解決を抱える他の人も助けることができます。

たとえば、パソコンやスマートフォンにあらかじめインストールされているwebブラウザや各種アプリなどのソフトウェアもプログラムの集合体のようなものです。

近年では、「Google Home」「Amazon Echo」などスマートスピーカーと呼ばれる音声で天気予報を教えてくれたりする仕組みも、「音声を認識するプログラム」「天気予報を提供するプログラム」などによって提供されています。

いずれにしても日常生活で関わる大部分は、すでに「プログラムによって制御されている」といってもいいすぎではないほど、人々の生活の中に浸透しています。

プログラムが身近にあふれる日常

ところでプログラムは、人が見て分かりづらかった時代からより進化し、人が見てわかりやすいものを目指す傾向にあります。プログラミング言語も、コンピューターから見てわかりやすいんだけど人が見るとわかりづらいものから、人が見てわかりやすいものへと進化し続けています。

このような言語を専門用語で高水準言語と呼び、これから学んでいくRubyもまた、高水準言語の1つです。

先述の通りですが、世の中で必要とされるプログラムはIT化が爆発的な勢いで進化する中、増加の一途をたどっています。

それにともない、ソフトウェアに求められる要件も複雑性が増していて肥大化しており、プログラムを複数人で開発する場面が少なくありません。

そのためには、プログラムを書いた本人だけでなく、他人が読んでもわかりやすいプログラムを書くことも重要なスキルのうちの1つです。